手持ちの交換レンズを1本、売りに出すことになりました。
長年使用していたレンズ。愛着もあります。査定に出す前に気になる部分のお手入れをしようと思います!
この記事でわかること
- 白くなってしまったラバーリングを復活
- ミューズウェットシート以外の掃除法
手放すレンズは70-200mmf4のLレンズ
今回、お別れするレンズはコチラ。

EF70-200mm F4L IS USM
使用頻度は低いものの、お祭りや、運動会、ペット撮影とよく働いてくれました。
Lレンズで望遠。それでいて軽い。体力のない私には負担が少なく、気兼ねなくもって動き回れてありがたい存在。写りも申し分なかったです。
けれども、撮影内容も変わってきて、f4のレンズではしんどい場面も増えてきたため、意を決してお別れを決めました。
ラバーリングの白化
お手入れのメインは目立っている白汚れ。
ズームリングにのみ、白化の現象がみられるので皮脂汚れが主な原因かと推測しました。

いや〜なかなか!!!汚いですね!!!
ミューズウェットテッシュが密やかに有名
実は、巷ではこの汚れにはミューズウェットテッシュが有効だと有名です。
よし、なるほど!これを買えば万事解決!!
って思いましたよね?ね?ね?
私も思いました。
が!
このウェットテッシュ、なんと廃盤でもう購入できないのです。(がーん)
代用品を探してみた
とはいえ諦めることはできない。
この子を綺麗にして受け渡したい気持ちはそんな生半可なものではないの!
ミューズウェットテッシュの成分から検討してみる
水、変性アルコール、ラウリル硫酸アンモニウム、
グルコノラクトン、塩化Na、安息香酸Na、
EDTA-4Na、シメチコン、t-ブタノール、香料
amazonより参照
これらのうち、白い汚れを除去するために有効そうな成分は
- ラウリル硫酸アンモニウム
- グルコノラクトン
簡単に説明するとラウリル硫酸アンモニウムは洗浄に、グルコノラクトンはシャンプーなどに使われる成分です。どちらも洗う作用がある成分です。
ビオレu 泡ハンドソープが代用できそう!!
結果的に、グルコノラクトンを含んだ代用品は見つけられなかったものの、
なんと!
我が家においているハンドソープにラウリル硫酸アンモニウムが含まれていました!
ブラボー!
イソプロピルメチルフェノール*、水、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(1E.O.)液、PG、アルキルグリコシド、POE(21)ラウリルエーテル、エタノール、濃グリセリン、POE(3)ラウリルエーテル、POEラウリルエーテル酢酸、DL-リンゴ酸、ラウリン酸ポリグリセリル、安息香酸塩、エデト酸塩、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、水酸化ナトリウム液、香料
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」
公式サイトより参照
家にあるもので代用してみよう
ということで、いざ実践!
自宅にあるものでどうにかなりそうだったので、さくさくっとお手入れしていきます。
準備するもの

- ハンドソープ
- 水
- 綿棒
流石に泡のまま使う勇気はなかったので
詰め替えの液体で使用することにしました。
方法
まず、ハンドソープを水で薄めます。
ぶっちゃけこの過程に明確な理由はありません。(どや)
ただそのまま使うのもどうなん…?と思ったので作った工程です。
正直、丁寧に作業できるならそのままでも良いかと思います。
(私は大雑把なのでちょっとむりでした)

薄めたハンドソープを綿棒に含ませて慎重に擦っていきます。
レンズやカメラに水気は厳禁!
こまめに水分を拭き取りつつ、慎重に行ってくださいね!
結果
そして!
丁寧に、擦り、拭き、擦り、拭き、擦り、拭き…を繰り返し、
お手入れ完了!!!!!

いかがでしょう!
わりと綺麗に取れているのではないのでしょうか♩
残りはレンズ表面のホコリや指紋を拭き取ってお手入れ完了です。
最後に
なんとかハンドソープでも落ちてくれて良かった!
これで落ちるということはやっぱりこのレンズの白い汚れは私の手の皮脂や汚れが原因だったんですね…
ついでにカメラボディもお手入れしてみた
ずっと気になっていた予備ボディもお手入れしました。

こちらも綺麗になりました♩
はー、スッキリ⭐︎